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今日は虹の聖約についての解説を書きます。
虹の聖約
降り止まない雨に包まれて 空は悲しい声をあげる
いつの日にか新たな世界へ 生まれ変わる其の時には
「消えればいい、何もかも、
嘲りと偽りに満ちている世は終わり、
いつかきっと戻れる景色が在る」
降り止まない雨に包まれて 空は其処へと沈んで往く
いつの日にか新たな世界へ 生まれ変わる其の時には
「泣かないで」 …、色彩の無い世界は叫んでる
「悔しい」 …、方舟は虹へと導いてくれるから
「いつかきっと戻れる景色が在る」
七色に染まる空が見える頃には 君の涙を拭ってあげるから其の顔をあげて
この曲の題材は有名なノアの方舟の物語。
概要は、
堕落した世の中を嘆いた神が、大洪水により人間を滅ぼすことを決意する。
しかし、神を信仰していたノアとその家族だけは例外で、生き残ることが出来る。
ノアは神の指示通り方舟をつくり、食料と地上の動物と家族を乗せ、大地の滅亡から逃れる。
やがて洪水が引いた後、家族と動物たちと共に方舟を出たノアは、祭壇を築き神に生贄を捧げる。
これを喜んだ神は、二度と生物を滅ぼす事はしないと誓う。
神はノアと新たな契約を結びそのしるしとして空に虹を置いた。
というお話。
「堕落した世界(現実)への嘆き」、「新たな世界(未来)への渇望」
をテーマに書きました。
このテーマは現代に通じるものがあるし、今の世の中に重なる部分も多いと思う。
重要なのは、現実を嘆くだけじゃなくて、「未来を望まなければいけない」という事。
どんなに暗い世界でも必ず光はあるし、光を見つけなければならない。
僕達は音楽でそれを提示していきたいし、光の見える作品を創っていくから、感じてくれたら嬉しいです。